解決すべき課題
健康志向レンジに、モリソンズの2016年マスターブランド刷新を想起させつつ、棚上で健康さと自然さを示す、より明確な名称とアイデンティティを与えること。
アイデア
レンジを親ブランドに組み込む。モリソンズの「i」の木のアイコンから描かれたリーフ形の容器、リーフのネガティブスペースのディテール、そして描き直されたより親しみやすいBaskerville。
仕組み
ロゴはリーフ形の中に収められ、木と葉のアイコンはモリソンズの「i」から作られている。文字「a」のネガティブスペースからさらなるリーフ形が描き出され、また「t」のクロスとして転用された。イエロー、ホワイト、「オーバジーン」パープルのパレット。サブレンジはBalanced(パープルとイエロー)とCounted(イエローとホワイト)。ラウンデルがカロリーと低脂肪の利点をより明確にする。
成果
2017年2月からオンラインおよび店頭の製品で展開され、NuMeは徐々に廃止された。売上数値の報告はない。
背景
2017年2月、モリソンズは健康志向レンジのNuMeをEat Smartに改名した。ブランディングはR Designによる。理由として挙げられたのは理解しやすさだった。「それが特にダイエット向けのレンジなのか、健康志向のレンジなのかについて混乱がありました」と創業者のDave RichmondはDesign Weekに語った。「人々はまた、それを一語、Numeと読んでいました」。新しい名称は、そのレンジが何のためのものかを明快に示していた。
アイデンティティは、前年にそれ自体が刷新されていた親ブランドとレンジを結びつけた。新しいロゴはリーフ形の中に収まり、モリソンズのロゴの「i」から描かれた木と葉のアイコンを備えている。文字「a」のネガティブスペースからさらなるリーフ形がデザインされ、また「t」のクロスとして転用された。ロゴタイプは描き直されたBaskervilleで、前任より「親しみやすい」ものとして選ばれた。
色がレンジの構造を担う。イエロー、ホワイト、「オーバジーン」パープルのパレットは明るさと「土っぽい色調」の両方を伝え、Balancedサブレンジはパープルとイエロー、Countedはイエローとホワイトで表現される。パッケージ上のラウンデルは、カロリー含有量や低脂肪といった実用的情報を一目で読み取れるようにする。Eat Smartのブランディングは、NuMeが段階的に廃止される中でオンラインと店頭に展開された。
なぜ響くのか
買い物客が誤って発音し誤読する名称(「Nume」)は、そのレンジが何であるかを伝えられていなかった。
「ダイエット」と「健康的な食生活」の間の曖昧さがレンジの対象を狭めていたが、Eat Smartはその両方を招き入れる。
アイデンティティをモリソンズの2016年のリーフのブランディングに据えることで、棚上でマスターブランドの認知を借りる。
色分けされたサブレンジとラウンデルは、売り場での選択を容易にする。健康志向レンジの実際の選択はそこで決まるからだ。
学べること
自社ブランドのレンジは、親ブランドに目に見えて属しているときに信頼を得る。そして、人々が誤読する名称は、再設計するのではなく、置き換えるべき名称である。
その後
2017年2月時点で、このリブランドはオンラインと店頭で展開中であり、NuMeは徐々に廃止されつつあった。モリソンズのその後の自社ブランド・アイデンティティの取り組み、すなわちStormbrandsによる2022年のFree From、Counted、Organicの再構築は、別項目として扱われている。
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出典
- Morrisons' healthy eating range rebranded from NuMe to Eat Smart Design Week · designweek.co.uk ·