解決すべき課題
Google初のスマートフォン「Pixel」を、同ブランドがハードウェアへと公式に進化した証として紹介すること。スペック表ではなく、可能性を感じさせる雰囲気で伝えること。
アイデア
主要な実施媒体すべてにおいて、検索バーからスマートフォンの形へと移行させる。つまり、人々がGoogleについて知り愛しているものから、人々が新たに愛するものへと変えていく。
仕組み
9月のティザー映像、世界中で展開されたNeon Portalの屋外インスタレーションとプロジェクション(実世界を光る長方形を通して切り取る)、ローンチ映像、そして20本以上のカスタム動画と専用レンズを備えた史上初の24時間Snapchatブランドジャック。
成果
統合キャンペーンは、2016年10月5日から年末まで、#madebyGoogleのもと、オーストラリア、カナダ、ドイツ、インド、英国、米国の6大市場で展開された。成果に関する報告はなかった。
背景
2016年10月5日、GoogleはDroga5 New Yorkによる統合キャンペーンとともに、Google初のスマートフォン「Pixel」を発売した。LBBはその意味を率直にこう位置づけた。「Droga5 Helps Google to Take on The iPhone」——世界の情報を整理してきた企業が、人生で最も重要なデバイスへと目を向けようとしていたのだ。
キャンペーンの中心的な仕掛けは、Googleの最も象徴的なビジュアル資産である検索バーだった。キャンペーンの主要な実施媒体すべてにおいて、検索バーはスマートフォンの形へと移行し、「人々がGoogleについて知り愛しているものから、人々がGoogleについて新たに愛するものへ」と進化した。9月のティザー以降、Neon Portalの屋外インスタレーションとプロジェクションが世界各地に現れ、実世界を美しい長方形を通して切り取った。
最初の映像「Introducing Pixel, Phone by Google」は、世の中にあるあらゆる可能性が今や手のひらの中にあることを伝え、続く各ストーリーは「Googleが届ける小さな魔法の詰め合わせ」だった。展開は6大市場にわたり、史上初の完全な24時間Snapchatブランドジャックも含まれていた。Discover、ユーザーのSnaps、専用レンズにわたる20本以上のカスタム動画である。制作はAnonymous Content、ポストプロダクションはMPC Londonが担当した。
なぜ響くのか
このアイデアは、Google固有のローンチ課題を解決する。つまり、ソフトウェアブランドが自らのアイデンティティを捨てずにハードウェアブランドになる方法である。
検索バーからスマートフォンへの変形は、映像、物理的なインスタレーション、ソーシャルフォーマットをまたいで、ひとつの認識可能なジェスチャーとして貫かれた。
各チャネルは初の試みに活用された。屋外でのNeon Portalプロジェクションと、24時間のSnapchatブランドジャックである。
持ち帰れること
新たなカテゴリーに参入する企業は、自社の最も象徴的な既存資産からローンチできる。検索バーからスマートフォンへの移行そのものが、スペックに頼らずハードウェアの物語を語るのだ。
その後
キャンペーンは2016年10月5日、オーストラリア、カナダ、ドイツ、インド、英国、米国で正式に開始され、年末まで#madebyGoogleのもとでさらなる要素が追加されると予告された。
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出典
- Droga5 Helps Google to Take on The iPhone Little Black Book (LBB) · lbbonline.com ·