解決すべき課題
SKYNの夏キャンペーンは、長年続く「Softness brings us closer」というテーマを維持しつつ、パンデミックから抜け出した20〜35歳に、より多くのアクションとユーモアでリーチする必要があった。
アイデア
男性が最悪のタイミングでコンドームがないことに気づき、ミッション・インポッシブル風に街を駆け抜ける——そしてたどり着いた店は閉まっている。
仕組み
男性の視点で描かれたヒーロー向けデジタルフィルム、インフルエンサーとのコラボレーション、そして初の試みとしてポッドキャスト——フォロワー53万人超を擁するコメディアン大久保佳代子の「Love Love Love」を、Amazon Prime、Apple、Spotifyで展開。
成果
フィルムは2023年夏を通じてデジタルチャネルで展開され、インフルエンサーやポッドキャストの拡張と並行して実施された。出典には成果を示す数値は記載されていない。
背景
2023年夏、SKYN Japanと独立系エージェンシーのUltraSuperNew Tokyoは「No SKYN, No Love」を立ち上げた。これは、若いカップルにとって欠かせないメッセージ——常にSKYNのコンドームを手元に備えて準備しておくこと——をミッション・インポッシブル風に伝えるキャンペーンだ。ヒーローフィルムは、若いカップルが親密になろうとする中で男性がコンドームを持っていないことに気づき、敵意ある街路を抜けて店にたどり着くというアクション映画風の旅に出るが、店は閉まっているという、彼の決意をユーモラスにひねった展開を描く。
クリエイティブディレクターの小沢洋介はこの転換について、過去のキャンペーンは「パートナー間の強い絆を捉えることにコンセプトを置いていた」が、今回のストーリーは「男性の視点から、彼が経験する感情を捉えた」ものだと説明した。同じ「Softness brings us closer」のテーマを「より多くのアクションとユーモア」へと押し進めた形だ。MAM LifeStylesのAnnie Houは、ブランドがパンデミック後のオーディエンスに向けて「実験的に」何か違うことを試みることにしたと述べ、準備をしておくことが健全な関係にとって「常に鍵」であることを人々に思い起こさせたいと語った。
キャンペーンはフィルムにとどまらず、初めてポッドキャストにも拡張された。コメディアン大久保佳代子の「Love Love Love」は、日本市場の20〜35歳を対象に、フォロワー53万人超を擁する番組で、Amazon Prime、Apple、Spotifyで聴くことができる。インフルエンサーとのコラボレーションも加わり、デジタルチャネル向けに構築された夏の施策を完成させた。
なぜ響くのか
男性のパニックを描くストーリーは、ブランドの「準備」というメッセージを、説教ではなくエンターテインメントとしてドラマ化している。
店が閉まっているというオチが、説教くさいコピーを一行も使わずに「事前に計画を」という教訓を届ける。
初のポッドキャストは、20〜35歳がすでに持つ視聴習慣の中に、彼らがフォローするコメディアン主導でブランドを位置づける。
パンデミック後の若いオーディエンスは楽しさを求めていた。アクションコメディというジャンルは、広告ではなく誘いとして読まれる。
学べること
同じブランドの約束を、新しいジャンルで。避妊のメッセージを優しさからアクションコメディへ移すことで、戦略を変えずにより若いオーディエンスに届く。
その後
キャンペーンは2023年夏を通じてデジタルチャネルで展開され、インフルエンサーとのコラボレーションと「Love Love Love」ポッドキャストシリーズが実施された。UltraSuperNewとSKYNはその後もキャンペーンで協働を続けた。
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出典
- UltraSuperNew Create New Campaign for SKYN, 'No SKYN No Love' LBBOnline · lbbonline.com ·