解決すべき課題
感情がどこへでも連れて行ってくれるという考えを日産の映像で表現する:ごく普通の夫婦のドライブが、スタジオを一歩も出ることなく四季を通り抜け宇宙へと至る旅へと変わる。
アイデア
撮影前に映像のすべてのロケーションをUnreal Engineで事前構築し、四季から宇宙までという旅のすべてを9x9のスタジオ内で演出する。
仕組み
6つのロケーションは撮影前にUnreal Engineで制作され、Nissan Design Latin America、Kaus Film、Quanta Studios São Pauloの協働によるものだった。監督のSteve Brunoは、ポスト制作の前週にアムステルダムでチームと会った後、編集のためにアムステルダム拠点のSplash Studios(シニアエディターのRigel Kilstonが設立)を招き入れた。
成果
映像「Drives you Wonder」は2023年5月に公開されたが、キャンペーンの成果は報告されていない。1フレームも撮影する前にゲームエンジンで構築された完全なロケーション制作パイプラインというその技巧こそが、報道が取り上げた話題だった。
背景
日産の映像「Drives you Wonder」は2023年5月に公開され、ある普通の日にドライブする夫婦の姿で始まる。そして稲妻のような速さで展開し、彼らの日産車が9x9のスタジオを一歩も出ることなく四季を通り抜け宇宙へと運ぶ。
仕掛けは撮影の上流にある。映像に登場する6つのロケーションは撮影前に3DソフトウェアUnreal Engineで制作され、Nissan Design Latin America、Kaus Film、Quanta Studios São Pauloの協働によるものだった。制作とポスト制作はブラジルを通じて行われ、VFXはPost It、カラーはOsmar Junior、音楽はMr.Pink Musicが担当した。
監督兼エディターのSteve Brunoは、編集に異なる背景を持つ新鮮な目を求めた。「異なる背景の視点から、何か新鮮なものを持ち込む必要があると感じた」と彼は語る。彼はRigel Kilstonに連絡を取り、2019年設立のアムステルダムのスタジオSplash Studiosが、Brunoが編集の前週にアムステルダムでチームと会った後、編集パートナーとして参加することになった。
なぜ響くのか
野心と実現可能性のギャップこそがクリエイティブブリーフである。四季と宇宙を1回の連続したドライブで描くことはロケでは不可能であり、だからこそエンジンがロケーションとなる。
撮影前に6つの世界すべてを構築することで、照明と遠近感の一貫性が保たれる。つぎはぎの環境ではなく、1つの旅という錯覚である。
大陸をまたぐ制作の組み合わせ(ブラジルでの制作、アムステルダムでの編集)は、地元のポストプロダクションに頼る既定路線から抜け出すための意図的な選択だった。
9x9のスタジオという制約は隠さずに打ち出されている。制作の小さなフットプリントは、映像自体の物語の一部なのだ。
持ち帰れること
プリビジュアライゼーションは近道ではなく、見え方そのものである。世界を先にエンジン内で構築することで、不可能な旅に1回の実際の撮影のような連続性が生まれる。
その後
映像は2023年5月18日の週に公開された。報道ではメディアや売上の成果は報告されていない。
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出典
- Feelings Can Take You Anywhere in Nissan Campaign LBBOnline · lbbonline.com ·